佐野洋子さん作・絵「100万回生きたねこ」。
100万回もしんで、100万回も生きた、とらねこのお話。
この絵本を読むと、魂が震えて、震えて、必ず涙が出る。
何の涙なのか・・何かを思い出すような。私の中で・・・とても特別な絵本。
泣きながらいつも思うことがあります。
「このとらねこは、自由になった」 と。
何からの自由か。
それは・・・
「輪廻転生」からの自由。
解放。
生まれ変わるのは、魂(本質)を知る上での修行。
現世で、肉体を持ったねことして100万回修行した。
自分の本質を知る上で、必要な回数だった。
エゴを手放す瞬間や、愛、安らぎ、自分よりも大切なものの存在を知る姿が、そっけなく、そっけなく描かれている。
最後は
物語は、これでおしまい。
いつか・・・私も、解放できる日が来るだろうか。
私は、私の本分を、果たしているだろうか。
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